2021年、明けましておめでとうございます。

ふらっと教育パートナーズの『ふらっとライフ』が世に出たのは、新型コロナウィルス感染症の広まりで緊張が高まりつつあった3月末のことでした。

早いもので、それからもうすぐ1年が経とうとしています。

出版記念イベントもできない中、このサイトを立ち上げたわけですが、新しい人権教育や教科教育、あるいは学校や学問そのもののあり方について現場で試行錯誤するうち、あっという間に時が過ぎていきました…。

この試行錯誤の過程や、2020年度に実施できた新しい人権教育プログラムについては、改めて記事にしたいと思いますが、とにかく記事の更新がほとんどできないまま2020年を終えてしまったのが、ずっと心に引っかかっていました。

というのも、『ふらっとライフ』の副題にある「日常」という概念がどんどん形を変えていき、また「日常」と人権とのつながりの深さを実感する出来事が世の中にあふれているからです。そして、そのつながりを考えるたびに、『ふらっとライフ』の役割が小さくないことを実感するからです。

2021年は、できるだけ毎日、ほんの少しずつでも、そのとき起きていることと、それを見つめる視角、あるいは『ふらっとライフ』とのつながりについて、綴っていきたいと思います。

読者の皆様も、著者の皆様も、どうぞよろしくお願いいたします!!

2021年1月3日

伏見裕子

ふらっと教育パートナーズ

人権&セクシュアリティ教育を「ふらっと」な視点から考えるサイトです。 書籍『ふらっとライフ』の制作メンバーが、勢い余って本の中から飛び出してきました! ※『ふらっとライフ』は、大阪府立大学工業高等専門学校の人権&セクシュアリティ教育「ふらっと高専」の指定教材です。