こちらでのご報告がすっかり遅くなってしまいましたが・・・、
府大高専の学生用に作った『ふらっとライフ』の朗読動画(以下、オーディオブック)が、
ついに一般読者様にもご利用いただけるようになりました!!
オーディオブックに込めた思いや、ご利用方法、規約等については、出版社HPをご覧ください。
さてさて、そんなオーディオブックを、府大高専の学生たちはどのくらい活用しているのか!?
2021年度の夏休み前までに行われた講演会の事前学習データから、見てみたいと思います!
(今年度の1年生は、夏以降にオーディオブックを使用するので、ここでは除外。)
少し小さくて見づらいかもしれませんが、青がテキスト(文字)のみで読んだ割合、赤がオーディオブックのみで読んだ(視聴した)割合、オレンジが両方活用した割合です。
2、3年生のオーディオブック活用率が、ものすごく高い!!
3年生は半数以上ですね。
学年によって物理的な環境等も違うので、一概には比較できませんが、特に低学年の学生にとって、オーディオブックという読み方が有効であることは、間違いないのではないかと思います。
単に、「聴くのが手軽だから」「楽だから」でも構わない。
これまで読むことのなかった世界を知ることができるなら、それはきっと素敵なことだと思うのです。
もしかしたら、今後、本の「読み方」のスタンダードは、大きく変わってくるかもしれない。
それは、従来さまざまな理由で「読むこと」から疎外されてきた人たちを、読書の世界にいざなってくれる変化にもなり得ると思います。
そう思うと、ワクワクします!
改めて、今回の取り組みに賛同してくださった出版社の方々や、各関係者に心より感謝申し上げます。
多様な背景をもつ読者に本書が届きますように。そして、感想をお聞かせいただけますと幸いです。
8月13日
伏見裕子
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