資源もまた、有限なり

私は山奥に住んでいるので、やむを得ず自家用車で通勤しています。

ガソリンはあっという間になくなり、しょっちゅう給油をしなければなりません。

しかし最近、ガソリン代が高く、ようやくハイオク車からレギュラーガソリンの軽自動車に乗り換えたというのに、相変わらず燃料代に泣かされています。

今朝も、家を出るなり「給油してください」ランプが点灯し、暗い気分になりました…。

しかしながら、世界には、ガソリンよりも安全な水を手に入れる方が難しい地域もあります。現在の日本において、水を手に入れるのに苦労することは少ないと思いますが、『ふらっとライフ』第10章「命の源、水を守る人々」にあるように、安全な水を飲むという「当たり前」に思われる権利を獲得するための運動や闘いをせざるを得ない人たちもいます。

「序章」にも少し書きましたが、「人権」という社会の土台をつくるには、有限な資源と人間との関係も考える必要がある、と改めて実感した朝でした。


ふらっと教育パートナーズ

人権&セクシュアリティ教育を「ふらっと」な視点から考えるサイトです。 書籍『ふらっとライフ』の制作メンバーが、勢い余って本の中から飛び出してきました! ※『ふらっとライフ』は、大阪府立大学工業高等専門学校の人権&セクシュアリティ教育「ふらっと高専」の指定教材です。